2007年1月24日水曜日

おまけ

さて、本日の「安心してしねるって?」は、
実に5日ぶりのポストでした。

更新ができなかった理由は単純で、

仕事が忙しかったんです

で、ブログの更新を犠牲にして得た残業代はというと
せいぜい数万円でしょう。

Web 2.0の実体験を犠牲にした報酬がこれです。

やっぱりサラリーマンとしての仕事だけで金持ちになる道は遠いなぁ、とあらためて考えさせられてしまいました。
やっぱり資産形成のkeyは「Home work」です。

ということで、おまけでした。
失礼しました。

安心して死ねるって?

さて、前回までに、実現性はともかく
目標と戦略を定めました。

「あとは、計画を立て、アクションプランを立てて、それに基づいて行動するのみ」

なのですがその前に、このブログのタイトルでもある「安心して死ねる」とはどういうことか考えてみましょう。今回のKey matterは
 「遺言・トラスト・保険」
です。

前回までに作成した目標、神風が吹いて仮に達成できたとします。
これで安心して死ねるのでしょうか。
資産規模という観点ではそうかもしれません。

しかし、資産設計のもう一つの柱である

「資産を次の代に残す」

という観点が前回までにたてた戦略には全く含まれていません。
「相続」という観点が抜け落ちているのです。

明日死んだらどうなるでしょう?

残した資産の行方を考えるとそう簡単には死ねません(隠してあるエロDVDとか負の遺産の行方についてはさらに心配ですが...)。ましてや目標を達成し、遊んで暮らせるくらいの規模になっていたら問題はさらに深刻になるはずです。

そもそも、資産設計について考えるきっかけでもあった自閉症の長男のことを考えると、普通に相続手続きして、はい終わり、というわけにはいきませんね。
我が家の資産相続事情には、ほかの家庭にはない決定的な点がひとつあります。
「身内でない第3者に、
 残した資産の管理・運営をお願いして、
 自分亡き後も長男が困らないようにする」

ということです。

これを実現するのが「遺言」と「信託(トラスト)」だと考えています。
実はこの辺、まだ勉強中です。以前アメリカのマネー本を読む機会が合ったのですが、相続税対策ということもあって、この話題についてはかなりのボリュームをさいているものが多かったです。
いずれ制度・法律や現状について日米の比較をふくめてご紹介したいと思います。

あと、「安心して死ねる」という観点でもう一つ。
事故などの不慮の死、突然の重病に備えての保険は大事ですね。
また、ここでも遺言はキーになります。
保険についても折りを見て書いてみたいと考えてます。

ということで、今回は「安心して死ねる」ことに関してのさわりでした。

次回は資産設計のアクションプランについて書けるかな?
ではでは。

2007年1月19日金曜日

資産設計について もう一回だけつづき

さて、前回の投稿で
1)株式投資などで積極的にリターンをねらう
2)本業の収入を最大化しつつ、「Home Work」による収入増をねらう
3)節約して支出を減らす
を柱として
「10年で2億円」
の戦略を立てました。それも3年前に。

ところで、戦略は適切だったのでしょうか。
目標は実現可能なのでしょうか。

そこで、年収700万円、
10年間飲まず食わず、
積極的にリターンをねらって年率10%のリターンを得られたとすれば
いくらになるのでしょうか。計算してみました。

1年目: 苦労して700万円ためる
2年目: 1年目苦労して貯めた700万円が770万円になり、
この1年で貯めた700万円と合わせて1470万円になる
..............

と繰り返していくと10年たつと約1億1千万円になります。
あれっ?足りません。
飲まず食わずという前提を考えれば
「10年で2億円」という目標がいかに困難なことかおわかりでしょう。
ということで、実はすぐにこの目標は
「15年で1.5億円」くらい
に下方修正しました。

ところが、最近になって目標を元の「10年で2億円」に戻しました。

理由は、最近の「Home Work」のしやすい環境です。
Web 2.0の時代は、だれでも、個人で勝負できる時代になりました。
なにか始める障壁が驚くほど低くなったのです。
いずれこれについても詳しく書くつもりです。

時代はものすごいスピードで進んでいきます。
5年前に予想もできなかった今の「Web 2.0時代」。
実はまだ何のネタもアイデアもないのですが、今後に期待して目標を元に戻しました。

ここ2,3年をめどに時代にのったHome workを見つけ
つぎの5年間で残りの0.9億円(目標達成にはじつはもっと必要なはずですが)を補おうというめちゃくちゃ楽観的な見通しで目標を元の「10年で2億円」に戻したのです。

このブログを始めた動機のひとつとして、
「Web2.0を実体験を通してし、将来のネタにつなげる」
というのもあるのです。

Home Workネタはまたいずれアップしていきたいとおもいます。

ということで、資産設計については一区切りつけて
次回はタイトルのもう一つの部分であり、資産形成の目的のひとつでもある
「安心して死ねる」について書きたいと思います。

ではでは。

2007年1月17日水曜日

資産設計について つづき

前回の投稿で
 「10年後、2億円」
という具体的な「十分な資産」の目標を設定しました。

今回は、どのようにしてこれを達成できるかの「資産設計の戦略」について考えてみることにします。

まず、足元、つまり現状を考えてみました。
自分はごく普通のサラリーマンです。
年収700万円くらいです。

よって、このまま給料が上がらず、
利息も付かないとすれば、
しかも家族全員飲まず食わずでいくと、
 700万円 × 10年 = 7000万円
で10年後は目標の半分も到達しません。

つまり、目標達成のためには、以下の3つの努力が必要です。
 1)利息ができるだけ多くなるようにする
 2)収入ができるだけ多くなるようにする
 3)支出をできるだけ少なくなるようにする

めちゃくちゃ当たり前のことですが、
当たり前のことほど、忘れがちでありながら効果が大きいんだと思います。
聞いたところによると、
”手を洗う”という当たり前で、簡単な方法による感染症の防止は医学上の最大の発見の一つだそうです。

そこでいろいろ調べた結果、以下のような戦略でいくこととしました。
1)のためには、できるだけリスクをとる。つまり株式投資などリスクをとり、預貯金以上のリターンをねらう。
2)のためには、会社で一所懸命働き、高評価を得て、ボーナスいっぱいもらう、が正道ですが時間がかかりそうです。そこで、副業(サイドビジネス)について考える必要がありそうです。Rich Dad, Poor Dadで有名なRobert Kiyosaki氏の言う「Home work」のことですね。
3)のためには、地味ながら「節約」ということになるのでしょうか。

この戦略を決定したのは、およそ3年前です。
次回はこの戦略を受けて3年前にどんなアクションをとったのかについて書いてみたいと思います。

ではでは。

2007年1月15日月曜日

資産設計について

前回の投稿にも書きましたが、
 「資産からの収入が息子のハンデを補い、ひとりで生きていけるようにする」
を資産設計の目的に、

 1)この目的を達成するに十分な規模の資産を作ること
 2)その資産を彼に残してあげること
 3)自分の死後は資産の運用を第3者に委託できるようにすること
 4)これらを実行できるような知識を習得すること
を目標と設定しました。

つまり、「十分な資産をつくり、残してあげる」ということです。

本日の投稿では「十分な資産をつくる」の部分について書きたいと思います。

では「十分な資産」とはどれくらいのことになるでしょう。

ライフプランなんかを作って、実際に必要なamountをはじき出して、いつまでにいくら必要、なんてするのが本当の資産設計なんでしょう。

でも少しめんどくさいですよね。
そこで
 「いま、いくら持っていたら会社を辞めてもいいと思うか」

を金額の根拠にしてみました。
かなり直感的ですが、人間、直感って結構鋭いものです。

宝くじで1億円あったら会社やめて遊んで暮らそうとしますか?
自分の場合、「1億くらいだと、家を買って、残りが...」考えてしまい、きっと会社を辞めないと思います。

ということで、インフレとかも考えて目標額は「2億円!」としましょう。
そういえば、http://www.kabufx.com/みたいに2億円でセミリタイアを目指している人もいるようなので妥当なところかもしれません。

次にいつまでに「十分な資産」は必要でしょう。
目的が「息子の独り立ち」にあるので、自分が死ぬまで、でもいいのですが、ここでは「10年後」とします。
現在38歳ですので50歳になる前に目標を達成したい、ということです。
(実は50歳になったらやってみたいことがあるのです)

以上で、かなりいい加減な根拠で
 「10年後、2億円」=「十分な資産」
と目標を定めました。

ということで次回は、
どのようにこの目標を達成するべきかの考察について書くつもりです。
ではでは。

このブログについて

第1回目は本ブログを始める背景について書いてみました。

我が家の長男(6歳、もうすぐ小学1年生)は自閉症という障害をもっています。知的障害もあります。おまけに、言葉の発達も遅れがあります。しかし、生意気にもバイリンガルで、そのせいか現在通っている保育園では女の子にモテモテです(うらやましいぃ)。

彼が3歳の時に自閉症と診断された当時、自他共に認める浪費家であったわたしは投資経験どころか銀行預金すらありませんでした(借金はありましたが...)
しかし、目覚めました。

「彼がひとりになっても生きていけるようにしなければ。」

彼が仕事でハンデがあっても十分補えるだけのお金を残してあげねば、ぶっちゃけて言えば、彼が一生遊んで暮らせれば何も問題がなくなるのでは...と思ったのです(かなり甘い考え方ですが)。
これが、私の資産設計・形成の目的です。

そして資産形成の目標としては、
1)この目的を達成するに十分な規模の資産を作ること
2)その資産を彼に残してあげること
3)自分の死後は資産の運用を第3者に委託できるようにすること
4)これらを実行できるような知識を習得すること
と設定しました。

本ブログでは、この目標に向かって実際に行ったこと、学んだことをアップしていきたいと思います。

ということで第1回はこれまでということで。
ではでは。