さて、前回までに、実現性はともかく
目標と戦略を定めました。
「あとは、計画を立て、アクションプランを立てて、それに基づいて行動するのみ」
なのですがその前に、このブログのタイトルでもある「安心して死ねる」とはどういうことか考えてみましょう。今回のKey matterは
「遺言・トラスト・保険」
です。
前回までに作成した目標、神風が吹いて仮に達成できたとします。
これで安心して死ねるのでしょうか。
資産規模という観点ではそうかもしれません。
しかし、資産設計のもう一つの柱である
「資産を次の代に残す」
という観点が前回までにたてた戦略には全く含まれていません。
「相続」という観点が抜け落ちているのです。
明日死んだらどうなるでしょう?
残した資産の行方を考えるとそう簡単には死ねません(隠してあるエロDVDとか負の遺産の行方についてはさらに心配ですが...)。ましてや目標を達成し、遊んで暮らせるくらいの規模になっていたら問題はさらに深刻になるはずです。
そもそも、資産設計について考えるきっかけでもあった自閉症の長男のことを考えると、普通に相続手続きして、はい終わり、というわけにはいきませんね。
我が家の資産相続事情には、ほかの家庭にはない決定的な点がひとつあります。
「身内でない第3者に、
残した資産の管理・運営をお願いして、
自分亡き後も長男が困らないようにする」
ということです。
これを実現するのが「遺言」と「信託(トラスト)」だと考えています。
実はこの辺、まだ勉強中です。以前アメリカのマネー本を読む機会が合ったのですが、相続税対策ということもあって、この話題についてはかなりのボリュームをさいているものが多かったです。
いずれ制度・法律や現状について日米の比較をふくめてご紹介したいと思います。
あと、「安心して死ねる」という観点でもう一つ。
事故などの不慮の死、突然の重病に備えての保険は大事ですね。
また、ここでも遺言はキーになります。
保険についても折りを見て書いてみたいと考えてます。
ということで、今回は「安心して死ねる」ことに関してのさわりでした。
次回は資産設計のアクションプランについて書けるかな?
ではでは。
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